実際に、外資系に行くと決めていたある優秀な学生がインターンシップに参加して「自分が入社して変えてやる!」と入社を決めたのである。同じ現場を見せるにしても、伝え方やストーリーによって、学生の受け取り方がまったく違うというのが、この話で伝えたい点だ。また、現場をきちんと見せたうえで入社しているかどうかは、入社後のがんばり度合いに大きく影響する。入社後に「だまされた」という気持ちになるよりも、会社の悪い面も事前に理解したうえで入社するほうが、はるかに入社後にがんばろうという気持ちが起きやすいし、離職率も低く抑えられるのである。
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もちろん、仕事の面白みであるとか、こんなにいい人がいますよ、といった売りの部分を伝えなくてはならないが、いまは人が辞める時代だ。終身雇用の時代は、たとえだまされたと感じても辞めずに定年まで勤め上げる人が多かったが、いまは「話が違う!」と辞められてしまう。結果、厚化粧だけの顔しか見せずに採用する企業は、最終的に人がどんどん流出していく結果につながることが多い。