生きた英語の現場で関係詞はいらない

2011.07.29

新しく大学にはいってきた人を見ていますと、「私がこれまで経験してきたところの知識によりますと」などという話し方をする人がときどきいます。そのようなとき私は、この学生はまだ関係代名詞が頭から抜けないのだな、と一人で苦笑したりします。ここでは、その関係詞について触れてみましょう。関係詞とは、ご存じのように、which、who、howなどの二一つの文章をつなぐときに使われる、いわば接着剤のような品詞のことです。日本語にはこの関係詞にあたるものがないだけに、befoolishenoughto、などといった言い回しに負けず劣らず、関係詞の使い方は、日本人には頭が痛く、ややこしいもののようです。学生時代に、こうした関係代名詞や副詞で苦しんだ経験をお持ちの方も多いことと思います。それだけに、いざ英語を話したり、書いたりするときには、とかく関係詞にこだわりすぎてなんとか関係詞をうまくおいたにはさんだ英語にしようと、あれこれとひねりくり回し、いよいよややこしくしてしまいがちです。しかし、生きた英語の現場では、このような関係詞をわざわざ使わなくても、立派に話は通じるものです。