パキスタン時刻で午前九時。壁の一画にある鉄製のドアが開いた。その向こうがイランである。僕らはそのドアに向けて、末舗装の道を歩いていった。イランで僕らを待ち受けていたものは、写真撮影禁止の通達でも、闇両替をした者への冷遇でもなかった。イランのイミグレーションは、拍子抜けしてしまうほどフレンドリーだった。僕らのザックを開けることもなく、職員は、僕らのパスポートを手に、「ジャパニーズ、ウエルカム」とまでいった。
[参考情報]
あわら温泉の温泉・露天風呂のある宿・ホテル - じゃらん温泉ガイド
http://www.jalan.net/onsen/OSN_50261.html
石狩・空知・千歳周辺のホテル - じゃらんnet
http://www.jalan.net/hotel/010000/LRG_012900/
武雄温泉の温泉・露天風呂のある宿・ホテル - じゃらん温泉ガイド
http://www.jalan.net/onsen/OSN_50413.html
ここまでいわれるとどこか薄気味悪ささえ募ってくる。以前、イランを訪ねたとき、市場で僕がメモをとっていると、秘密警察に通報され、スパイ容疑がかけられてしまった。市場の脇にあったオフィスに連れ込まれ、解放されるまで二時間もかかった。その国が十八年でこんなに変わるものだろうか……。イミグレーション前の広場には、タクシーが待っていた。国境からテヘランまで向かうアジアハイウェーの最初の大きな街であるザヘダンまで九十キロほどあった。人々はタクシーに相乗りし、バス代わりに使っているようだった。パキスタン側で知り合ったドイツ人バックパッカーも加わり、四人で一台の車に乗ることにした。